2015年6月8日月曜日

基礎周り

基礎構造については、地震時の挙動を考慮して基礎の厚さを決めます。
この場合、べた基礎からの立ち上がりは500mmとします。
これは、MHの重量と地震力を考慮して計算により決定しました。
施工はこんな感じになると思います。
そして、燃焼に必要な空気を導入するダクトも設置します。
(上図の青い部分)
しかし、外気を常時導入する訳にもいかないのでダンパーを
併用します。できればリモートコントロールできる構造で。
このようなリモート式のダンパーは日本ではなかなかないようです。
この基礎の上に床板+断熱タイル+コアを構築します。

MH上部から排気煙突を設置しますが、そこにもダンパーを設けます。

メタル煙突の場合はこのようなダンパーでしょうが、レンガ煙突の場合は
円形ではないので、下図のような四角断面のダンパーでしょう。
このレンガ煙突は、排気の抵抗が大きいと思われます。綺麗にドラフトが
発生するのでしょうか? 海外ではレンガ煙突にライナーを併用している
ものもあります。
メタル煙突にするか、レンガ煙突にするか.....これは実際の施工の際に専門家と
相談して決める事になるのでしょうか。